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ジャスティン・ティンバーレイクとプリンスの因縁

ホログラムの件だけがフィーチャーされてファンが怒っているという翻訳ニュースが多数出回っていますが、海外のファンがジャスティンに対して怒っているのはホログラムの件だけではありません。
ニュースではありませんが、こちらで少し補足したいと思います。

プリンスが2006年のエミー賞パーティで、ジャスティンの新曲"Sexy Back"に絡めて「セクシーは戻ってきたと思うか」と聞かれた際、"For whoever is claiming they are bringing sexy back, sexy never left.(セクシーはどこにも行ってないよ)"とジョークで返しました。それに対するアンサーを取り入れたティンバランドの曲"Give It To Me"で、ジャスティンが歌うパートの歌詞が問題でした。動画はコチラ((2:10あたり)。

ジャスティン・ティンバーレイクがプリンスをディする?Could you speak up and stop m-m-mumbling. I don't think you're getting clear. If you're sitting on the top, it's hard to hear you from way up here. I saw you trying to act cute on TV, just let me clear the air. We missed you on the charts last week. Damn, that's right, you wasn't there.
If s-sexy never left, then why's everybody on my shi-I-it. Don't hate on me just because you didn't come up with it. So if you see us in the club, go on and walk the other way. 'Cause our run will never be over, not at least until we say

「モゴモゴ喋らずデカイ声で喋ってくれ」から始まり、明らかにインタビューに対するアンサーであり、プリンスをディスる内容に思えます。極め付けは最近チャートで見ないよね、そんなにひがまないでくれといったニュアンスでしょうか。これに対して一部のプリンスファンは激怒。
しかし、上に貼付もしたMV中のジャスティンの表情に注目してみてください。同パートを歌うシーンなのですが、この表情から怒りや蔑みではなく、戸惑いあるいは悲しみを感じるのは私だけでしょうか?大好きなアーティストに軽くディスられてムカついた若手が「これヤバいかな?」と内心ビビりながら軽く反抗してみることが、そんなに罪なことでしょうか?

 

ジャスティン・ティンバーレイクがプリンスをディする?時系列は前後するのですが、2007年のゴールデン・グローブでも因縁がありました。プリンスが当時、"Happy Feet"で主題歌賞を受賞したのですが、そのときのプレゼンターがジャスティン・ティンバーレイク。プリンスの名前を読み上げて待つも、プリンスが現れず。どうやらドタキャン?という空気が会場に流れます(実際は渋滞による遅刻でした)。ジャスティンは「どうやらプリンスは来ないみたいだ」とフォローした後に、プリンスを真似て背を縮めてマイクに届かないフリをして笑いを取り、妙な空気を回避しました( 因みにジャスティンの身長は185cmほど)。
この行為を侮辱と捉えるか、アドリブで入れた悪意の無いジョークと捉えるか、中々悩ましいところですが、ファンでもプリンスのことを面白おかしくネタにすることはありますので、その範囲内かなと個人的には思います。こんな場所で、その場にいない人を本気でディスるような真似をすれば自身の名誉も大きく毀損することは分かるでしょうし。ちなみに、プリンスの大ファンとして知られるジェイミー・フォックスもプリンスの身長をネタにしたパロディをしています(動画はこちら)。

これら一連の出来事を忘れていない執念深いファン達は、今回のスーパーボウルのハーフタイムショーにおけるジャスティンの追悼に対してNOだったようです。気持ちは分かりますが、上記の内容は可愛いもんだと思うんですけどねぇ。一時調子づいたとはいえ、プリンスに対するリスペクトは本物だと思いますし、今回のショーは掛け値無しの感動を与えてくれました。過去のオイタは精算してお釣りが来たんじゃないでしょうか。

 

追記:
先日ニュースで取り上げたので割愛しましたが、念のため補足の補足を。ペイズリーパークで限定的にお酒の販売を許可して行われたジャスティンの新作リスニング・パーティも、ファンから反感を買った要因となっています。ただしこちらはジャスティンを非難するのはお門違いで、許可したパーク側が責めを負うべきだと個人的には考えていますが。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」状態?

2018/2/7


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