プリパで盛り上がる振り付けの世界
せっかくプリパに行ったのに壁の花になってフェードアウト…?それは勿体無いです。ライブやイベントでよく使われるフリを覚えて一緒に盛り上がりましょう。初心者の方向けに定番の振付をご紹介します。
Little Red Corvette
サビの部分、"Little Red Corvette♪"の直後に手を二回叩きます。80年代といえばホール&オーツの"Private Eyes"やクイーンの"Radio GAGA"なんかも手拍子が定番ですが、この分かりやすさが何とも素敵。しつこいと言われようが、曲がかかっている間はサビの部分でひたすらパンパンやっときましょう。私はプリパで人と喋っている最中でもパパン!と合いの手を入れがちなので「人の話聞いてる?」と嫌がられますが。
- サビは皆で歌いましょう。
さん、はいっ 「リールレッ、コゥベッ♪」
- パパン!(手拍子×2)
Raspberry Beret
このチャーミングな曲はミュージックビデオにのっとり皆で踊るのが正解。
少しだけ前かがみになり、肩を前に突き出す動作を三回したあと、頭上で一回手を叩く。ラジオ体操風にナレーションを付けると以下のような感じです。冒頭歌い出しまでの間と、サビの部分でかますといいでしょう。
- 胸を前に押し出すように少し前かがみになって~。
- そのままおじぎをするように上半身だけかがめましょう。
- 1~2を合計3回繰り返します。
- 頭の上で元気に手を叩きます。
I Would Die 4 U
映画「Purple Rain」でお目見え。ライブ定番のフリです。なんか良く分かりませんが、やけに気持ち良いのでぜひ皆でやってみましょう。
- 「アイゥ~ッ♪」 自分を指差します。
- 「ダァイ」ピストルの形で自分のこめかみを差します。
- 「フォ~」数字の「4」を掌で示します。
- 「ユゥゥ~♪」誰かをビシッと指差すと良いでしょう。
Girls and Boys
これの振り付けには大きく2種類あります。一つ目は、ホーンのリフのところで手を広げてその後目の前で手を交差させるもの。二つ目は、"I love u baby, I love u so much."以降のパートで、両手を揃えて右に2回、左に2回つき出すのを繰り返すものです。言葉で書いても全然分かりませんね。百聞は一見にしかず…。
- 指先に注意しながら手を広げて~。
- そして手拍子、と見せかけて腕を胸の前でクロスします。
- 繰り返します。
- 手を洗ったあと水を弾くようにピッピッと2回。
- 反対側でも同じように2回。
- しつこいぐらい繰り返します。
Now、Everlasting Now
プリンスの2大ジャンプ曲です(勝手に私が命名)。もはやフリではなく、ひたすらジャンプを繰り返すだけですが、皆で跳びはねる一体感が気持ちいいのです。個人的にはこれのためにプリパに行くといっても過言ではありません。最近はファンの高齢化が進んでいるため、私含め跳び真似が主流になっております。
「Now」では、サビ?の"Now! 1 2 3 4, come on, come on, freaks on the floor"というパートでジャンプ。MVではダンサーがステップ踏んでますが、素人は飛ぶだけでOK。某プリパでは皆が跳びはねたため、底が抜けるんじゃないかと店のマスターが慌てふためいたという逸話があります。(私はその時にNPGMCで購入したイヤーラップを落としてしまったという悲しい思い出もあるんですが…)
そしてNow繋がりの「Everlasting Now」では、サビが終わったあとのホーンセクションのところで全力垂直ジャンプです。ライブではプリンスが"Everybody in the house, jump up and down!"と煽ってきます。最後の来日となった2002年のライブを思い出して胸が熱くなるのは私だけではないはず。この曲で跳んでいるとき、単純な楽しさだけでなくプリンスと繋がれるような気がします。「永遠の今」はあれからずっと続いているんですね。
Purple Rain
言わずもがな、プリンス最強のアンセム。プリンスのことをあんまり知らない人でも、この曲でオーディエンスが一緒に手を振ることを知っている人は多いかもしれません。
さて、手を掲げて振るタイミングですが、プリンスが
"If you know what I'm singing about up here,
c'mon raise your hand."と語ってから手を振るのが正しいマナー。でも、最初から最後まで降りっぱなしでも全然問題ありません。ライターは危ないので、ペンライトとか光るものがあれば綺麗です。イベント主催者のかたはよろしくお願いします。
- 指先の形は問いません。
- ひたすら左右に振るだけです。周りのみんなとズレたら微調整。
そして1分半に及ぶギターソロを弾きまくったあとはファルセットで「ヨゥ~ホォ~ホオオ~」の大合唱を経てエンディングへ。ここは必ず皆で歌いましょう。
Days of Wild
"Cuz these are the days of wild - hit me!"の後の「ア~ァア~」という気怠いリフと共に手を左右に振るジェスチャーです。「Purple Rain」とほぼ一緒なんですが、掲げる手の形に特徴があります。いわゆる「ワイルド・サイン」です。
中指を親指をくっつけて、それら以外の指をピンと立てます。ロックやメタルでも定番となっているコルナサイン(メロイックサイン)に似ていますが、プリンス・バージョンは指は3本残して"W"(もちろん、"Wild"の"W"ですよ)の形を表現するのがポイント。このころのプリンスの決め台詞"Peace & B wild!"を指サインと一緒に言えたら通です。
番外編:The Bird by The Time
プリンスではありませんが、プリンス・プロデュースということで、時々イベントでもかけられる曲「The Bird」。モーリスが"Whawk! Hallelujah! Whoa!"というところで、鳥のように手をバタバタさせます。もう一回"Whawk!"が来たら向きを180度変えて同じフリをします。非常に簡単な割に盛り上がる定番です。
- 「ワーッ!」右を向いて手をバタバタさせます。
- とにかくアホっぽくやるのがコツです。
- もう一度の「ワーッ!」で反対側を向いて同じように繰り返します。