ミシェル・ンデゲオチェロの新作にプリンス「4月の雪」
ネオソウルの実力派ミュージシャンであり、個人的に名前が読みにくいアーティストベスト5に入る、ミシェル・ンデゲオチェロ(Meshell Ndegeocello)。彼女はライブでプリンスの曲をカバーしていたり個人的に好感度が高いアーティストなんですが、そんな彼女が新しくリリースするカバー集アルバム"Ventriloquism"に、プリンスの名曲"Sometimes It Snows In April"が収録されています。数あるプリンスの曲からこれを選択したのは、曲の良さもさることながら、やはり追悼の意味が大きいところでしょう。
アレンジは大きく異なりませんが、かなりディープでスローかつ丁寧に歌い上げています。これはぜひ夜に聴きたいですね。泣きそうになりますが…。因みに歌詞はそのまま歌っている※ようです。
※ディアンジェロが追悼で同曲をカバーした際に、"I often dream of heaven and I know that Tracy's there"というフレーズでTracyをPrinceに替えて歌うものの、涙ぐんで一瞬歌えなくなってしまうシーンがありました。これは本当に反則でして、何度観ても泣けてきます…。また、先日紹介したカバーアルバム"I WIsh U Heaven"に収録されている"Sometimes It Snows In April"でも同じように最後の箇所で置き換えられています(こちらは"Maybe one day I'll see my Tracy again"というところも)。
各種ストリーミングサービスでプレオーダーを受け付けていますが、まだ日本のAmazonでは取扱いが無いようですが、すぐに出てくるかと。収録曲は以下の通りです。情報源
- Lisa Lisa and the Cult Jam feat. Full Force – "I Wonder if I Take You Home"
- Al B. Sure! – "Nite and Day"
- Prince – "Sometimes it Snows in April"
- TLC – "Waterfalls"
- George Clinton – "Atomic Dog 2017"
- Ralph Tresvant – "Sensitivity"
- Janet Jackson – "Funny How Time Flies (When You're Having Fun)"
- Force MDs – "Tender Love"
- The System – "Don't Disturb This Groove"
- Tina Turner – "Private Dancer"
- Sade – "Smooth Operator"
2018/1/13