検察局発表:プリンスの死に関して刑事責任は無し
命日の前日という嫌なタイミングですが、2年に渡り捜査を行ってきたカーヴァー郡の検察局.が現地時間の4/21の午前に公式発表を行いました。
捜査の初期段階で明らかになったのは、プリンスが摂取していたのは同じオピオイド系でも別の鎮痛剤であるバイコディンだったということ。しかし実は同薬は偽装されており、強力なフェンタニルが含有されていました。(薬物検査では1Lの血液中に67μgのフェンタニルが検出されており、これは致死量を遥かに超えるものでした)つまりプリンスはバイコディンのつもりで、フェンタニルの致命的な含有を知らずに同薬を服用していた可能性があり、場合によっては刑事訴追に発展する可能性があったのです。しかし2年の捜査にも関わらず、明確な証拠が発見できなかったため、本件に関して第三者による事件性のある関与は立証できずクローズされました。
補足:ペイズリーパークにあった薬品はプリンス名義で処方されたものではなかったのですが、一部はカーキー・Jが名義貸しをしていたことが明らかになっています。また、生前にプリンスを診察した医師が違法な処方箋を出したということで3万$の罰金を払うことで合意されていますが、これらが直接事件性ありとなる証拠は無かったようです。参考
今回の捜査に係る資料の一環として、死の前日に撮影された防犯カメラの映像や、様々な写真、動画が公開されました。最悪なことに、その中には息絶えたプリンスの姿を映したものがあり、海外ファンの間で動揺が起きています。タブロイド系のサイトでは拡散されているようですが、検索しないことを強くお勧めします。運悪く見てしまった場合、くれぐれもシェアなどで拡散しないようにお願いします、本当に…。
以下は Housequake からの声明です。ファンにとって有益なパーク内の情報などは今後ポストする可能性はあるが、病的な好奇心を満たすだけのおぞましい一連写真の投稿はしないとのこと。激しく賛同します。
A statement from the Housequake Team... pic.twitter.com/06sDl39PNP
— Housequake (@housequake) 2018年4月20日
2018/4/20