10月からエステートがペイズリーパークを管理
2016年10月以降、一般向けに開放されたミュージアムとして稼働していたペイズリーパークスタジオ。これまでは、エルヴィス・プレスリーの邸宅跡であるグレイスランドの運営会社がパークの管理を担ってきましたが、2019年10月からはプリンス・エステートが直接運営することになりました。情報源
プリンスの腹違いの姉であるシャロン・ネルソンによると、この変更は現行会社への不満や経済的な理由によるものではなく、純粋に契約期間が満了したからだとのことです。
聖地巡礼でも運営会社を散々ディスった私ですが、管理がエステート主導となると益々不安になります。親族間でも意見の相違があるため「船頭多くして船山に登る」状態になりかねませんが、実質は管理会社のコメリカ・バンク&トラストが舵を取ることになる見込みだそうです。(親族がコメリカに申し立てをしたりしてましたけどね…)
統括責任者は追って任命される模様。プリンスの生前から、パークの限定的なミュージアム化構想に携わっていた古株のトレバー・ガイとカーク・ジョンソンは引き続きクリエイティブ・アドバイザーと不動産管理を務める公算が大きいとのことです。
現行の管理会社であるグレイス・ホールディングスも大概だったので、今回の変更が良いきっかけとなって益々繁盛すればいいのですが、エステートが欲を出して観覧費を値上げしたりいらんことをし出すと、違う意味で潮目が変わりそうで怖いです。開設当時から懸念されてはいましたが、運営が厳しくなって閉鎖…というパターンが一番寂しいですので、ここは何とか頑張ってもらいたいところです。
そういえば、その後全然ウォッチしてませんでしたが、ペイズリーパークの敷地内にホテルを作る件はその後動きがありませんね。ここはエステートさんにいっちょかましてもらって…。
2019/8/27