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シーラEの新曲に絡むアポロニア

シーラ・Eが、4月17日に新曲「Lemon Cake」をリリースしました。一見普通の当たり障りの無い曲に思えますが、実はプリンスとの思い出を歌った楽曲でした。プリンスの命日を控えたこのタイミングでのリリースというのも、そのあたりの意図があるのかもしれません。

Lemon Cake

で、これに対して急に噛みついたのがアポロニア。Facebookの自身のアカウントに、シーラに向けた長文メッセージを投稿しました。長いし背景を知らなければ何のことを言ってるのかイマイチ分からない文章なのですが、要約するとプリンスを金儲けに使っていることをディスっているというところでしょうか。アポロニアによると、シーラはチャリティ基金でプリンスを騙して私腹を肥やした。彼女の自伝には嘘があった。度重なる嘘によりプリンスが亡くなるまでの5年間疎遠になっていた。そのあたりの顛末や証拠となる法的文書は今度出す私の本に書いてる、云々といった感じです。プリンスが亡くなったことを"he was killed"と書いてるのが若干ゴシップ臭がしますね。

色々思うところはあるのですが、真実は分からないので何とも。アポロニアも自分の本の宣伝してるじゃんという突っ込みもありますしね。いずれにせよ全世界のプリンスファンが彼を悼むこのタイミングで、元仲間同士の諍いは見たくも聞きたくもないです…。

 

ここから派生して、レモンケーキを作ったのはシーラではなく他のメンバーであり、シーラは人のエピソードを盗用したという証言も複数の関係者から出ていました(実にしょうもない)。

そこで、プリンスを長年サポートしてきたエリック・リーズが以下のコメントを発表。プリンスと雇用契約を結ぶ際にレモンケーキを作るとう条項が含まれていたというのです。彼なりのジョークなのか本当なのか分かりません。最後のくだりでプリンスがユダヤ教改宗を考えていたこと、「The Cross」の替え歌として「The Nosh」(おやつ)を作ったというエピソードがあるので恐らくネタだとは思いますが、ウィットに富んだ返しですよね。

2020/4/19


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