ミネアポリスで悲劇、公式音源公開
ミネアポリスで、ジョージ・フロイド氏が警官に過剰な暴力を振るわれ死去しました。ジョージ氏の首の上に膝で体重をかけ続けた警官は、息ができないことや助けを求める本人の悲痛な叫びや、周りにいた市民による制止の呼びかけを無視し続けました。手を後ろでに拘束されて複数人で押さえつけられているのに、危険極まりない首への圧力。この動画を見た人は誰もが過剰な暴力であることが分かると思います。この動画がSNSで拡散され、ミネアポリスではデモに続いて暴動が発声。黒人男性死亡の抗議デモで破壊や略奪、州兵出動へ 米ミネアポリス
遡ること2014年にはファーガソンで丸腰の黒人少年のマイケル・ブラウンが警官に射殺されており、翌年はボルティモアで黒人青年のフレディ・グレイ氏が拘束中に脊椎を骨折して死亡する事件がありました。黒人であることを背景にしたこれらの悲痛な事件を受けて、プリンスはプロテストソング「Baltimore」を2015年に発表。そして同年のグラミー賞にプレゼンターとして登壇した際にはアルバムの重要性を述べながら"blac lives matter"についても言及したことは記憶に新しいです。
ミネアポリスの事件は痛まし過ぎる。警察官も自分の身を守る必要があるのは分かるんですが、あの扱いは非人道的というレベルじゃない…。この曲が虚ろに響かないように、プリンスが望んだように世界が良くなりますように。
— Touchy (@touchy_3121) May 27, 2020
Prince - Baltimore (feat. Eryn Allen Kane) https://t.co/Wt6wmKf6QR
プリンス・エステート公式は、2015年にペイズリーパークで実施された Rally 4 Peaceのライブから「Dreamer 」の音源を公開しました。音源の冒頭にも入っていますが、ライブの冒頭でプリンスは"To all those deserving, rest in peace."(資格のあるすべての人の冥福を祈る)と発言。ジョージ・フロイド氏の冥福を慎んでお祈りいたします。
2020/5/29