ザ・ウィークエンドがプリンスに捧げたAMA受賞
11月22日、アメリカン・ミュージック・アワード(AMA)が開催されました。顔に包帯を巻いた状態で超印象的なパフォーマンスを行った、ザ・ウィークエンドが「After Hours」でSoul/R&Bアルバム賞を受賞。ザ・ウィークエンドは壇上で、この受賞をプリンスに捧げるとスピーチしました。以下意訳です。
「前回この賞を受賞した時は、今は亡き偉大なプリンスからトロフィーをもらったんだ。彼は、僕がR&Bのジャンルの壁に挑み続ける理由なんだ。そうだな、この賞をプリンスに捧げるよ」
.@theweeknd accepts the award for Favorite Album - Soul/R&B at the #AMAs! pic.twitter.com/9XWbkl0EFi
— American Music Awards (@AMAs) November 23, 2020
そう、2015年のAMAでプリンスがプレゼンターを務めた際にも、ザ・ウィークエンドは同賞を受賞していたのです。プリンスが亡くなる前、スタジオのセッションも予定していたことも後に明かされています。情報源
今回のスピーチはかなり短かったですが、彼のプリンスに対するリスペクトと喪失感、その両方が伝わる素晴らしいものだったと個人的には思います。
最初見たときは包帯ぐるぐる巻きだったので、何か事故にでも巻き込まれたのかと思いましたが、これは新作に絡めた演出。(パフォーマンスもこの状態で実施)ちなみに少し前に出演したMTVビデオ・ミュージック・アワードのパフォーマンスでは包帯は巻いていませんでしたが、特殊メイクで顔面の傷を作る凝りよう。
今回のAMAでのショーがこちら。いきなり懐かしのケニー・Gが出てきて何事かと思ったら、ミイラ男状態のザ・ウィークエンドが花火が飛びまくる無人の道路を闊歩するという斬新なもの。これは視聴者の印象に強烈に残りますね。
2020/11/24