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第三の刺客:書籍「FOREVER IN MY LIFE」が6月30日に発売

キッドさん、長谷川さんの書籍が6月に相次いで発売されますが、ここにきて何と3つ目の書籍が6月30日に発売されるようです。80年代に唯一プリンスが詳細なインタビューを許可したジャーナリスト、Neal Karlen(ニール・カーレン)による著書の翻訳版「プリンス FOREVER IN MY LIFE」です。

オリジナルの本のタイトルは「This Thing Called Life: Prince's Odyssey, On and Off the Record」となっています。Amazonの目次といい、このタイトルといい、ジャーナリストらしい言葉づかいだなと感じますね。ただタイトルは長すぎるので邦訳版の方がシンプルでキャッチーだと思います。

著者のニール・カーレンは「3 Chains O' Gold」も共作しているそうです(クレジットに記載は無し)。ていうか誰それ?となる人が多いと思いますが、BBCのドキュメンタリーに出てくるので顔を見たら「あっ、この人か」とピンと来る人もいるのでは?動画の10:50あたりから出てくる人です。

Neal Karlen

6/19追記:
出版社の東洋館出版様のご厚意により発売前に献本いただき、一足先に内容を拝読しました。レビューにも追加しておりますが、一言で述べると「必読」です。
意図的か意図的でないかによらず、プリンスは過去のインタビュー等で沢山の嘘をついてきました。そして「人格が沢山ある」と側近に言われるほど、矛盾したパーソナリティ。それはショービズに身を置く覚悟を決めたときからある意味変わらず貫徹されたプリンスの姿勢でした。プリンスを研究している人でもその全体像を掴みきれないプリンスという人間。本書はその解像度を少し高めることに貢献するでしょう。
ミネソタナイス、ケーフェイ、マンマ・ジャンマ…、これらのワードが繰り返し出てくるのですが、読み終わることには少しだけミネソタ通になっているかも?

2022/5/23


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