プリンスに触発されたミュージカル映画が企画される
またもや Variety の独占スクープです。ユニバーサルはプリンス・エステートと組んで、プリンスの楽曲を用いたミュージカル映画の制作を企画しているとのこと。
折しも、フレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が各国で大ヒットを記録しているところで、柳の下の二匹目のドジョウを狙う魂胆なのでしょう。ただ、伝記映画としては「Purple Rain」が既にカバーしていると考えたようで、「マンマ・ミーア!」のような、プリンスの楽曲を用いたミュージカル風映画を検討しているようです。プロデューサーや脚本家選びはこれからで、タイトルも勿論未定。
うーん、正直なところ、微妙ですね。大体、「Purple Rain」で伝記映画が十分と見なされるのも違和感あり。あれそもそも自伝じゃないし、それにプリンスのキャリアを何年だと思ってるんだろう…。音楽活動している期間だけで40年以上ですよ?改名の話とか、色々あるだろうにと個人的には思っちゃいます。
余談ですが、先日参加した大阪プリパで某氏と「ボヘミアン・ラプソディ」の話題になりました。自然、「プリンスだったらどんな映画になるかな~」という話に。「少年時代の環境は重要だ」、「ストーンズ前座のくだりは外せない」や「ワーナーと徹底抗戦して独立した話はマスト」など勝手に盛り上がりました。
まぁ、かといって伝記映画を作ってほしいわけではないんですが…。どうせ満足できるわけも無く、悪態しかつかない予感なので。ただ、「ボヘミアン・ラプソディー」のようにクイーンをそんなに好きじゃない人にも門戸を開くような映画は羨ましいなーと思った次第です。ユニバーサルの映画も、どうせやるなら良いものを作ってほしいものです。
2018/12/04