新アルバム「Welcome 2 America」発売決定
なんと、2010年にお蔵入りになったプリンスのアルバム「Welcome 2 America」(ウェルカム2アメリカ)が、2021年7月30日に発売されることになりました!※これまで既発アルバムのデラックス・エディションとして未発表曲をリリースしてきたプリンス・エステートですが、今回初めて丸ごと未発表のパッケージをリリースする形です。
※国内版のスーパーデラックス盤は8/25に遅延しました。
アナログ+CD+ブルーレイのデラックス版、アナログ盤3種類、CD盤、それに7'のシングルがラインナップされています。ソニーから発売される日本盤は、日本のみの限定版としてCD+ブルーレイも。ブルーレイの中身は、2011年4月28日のWelcome 2 Americaツアーのライブとのこと。この時代だと画質もいいはずなので、期待マックスです。
収録予定曲は以下の通り。「Hot Summer」はThe Currentというラジオステーションで公開されたことがあります。また「1000 Light Years From Here」は「Hitnrun Phase Two」収録の「Black Muse」でその一部が使われています。
- Welcome 2 America
- Running Game (Son Of A Slave Master)
- Born 2 Die
- 1000 Light Years From Here
- Hot Summer
- Stand Up And B Strong
- Check The Record
- Same Page, Different Book
- When She Comes
- 1010 (Rin Tin Tin)
- Yes
- One Day We Will All B Free
タイトル曲「Welcome 2 America」
アナウンスと同時にまずはタイトル曲のみ公開されました。ソニーの公式サイトでは「意訳」として歌詞の和訳も掲載されています。中々風刺に富んだものです。
"アメリカへようこそ 仕事でしくじって クビになって 再雇用される場所 それで7000億ドルを稼ぐヒントを受け取りなよ (おいでよ そこに座って ポケットをいっぱいにしなよ そうだ) マスメディアのせいで 情報過多 アメリカへようこそ"
デラックス・エディション(国内ではスーパーデラックス扱い)
完全限定生産の最上位セット。アナログとCD、それにブルーレイがセットになったコレクターズアイテム。32ページのブックレットにポスター、ライブチケットやバックステージパスのレプリカといった小物が得点になっています。今回は結構単価が安いので「1万円ちょい?安いじゃない」と思ったんですが、日本盤のお値段だと17,000円ほどでした。しかし、ゴールドのアナログは単体発売だったりするので、デラックスだけでは満足できず、結局あれもこれも買わせられるというパターン。このページのラインナップを見て「どれとどれを買おうかな」と考えている人は末期症状です。(Amazon限定特典:メガジャケ)
デラックス・エディション(国内のみ)
こちらも完全限定生産、かつ国内限定のエディションです。内容はCDとブルーレイのセットで、一番バランスが良いのではないでしょうか。最初、エステートのアナウンスを見たとき、ブルーレイが最上位エディションにしか付属していなかったので、「せこい抱き合わせ商法だな~」と思ったんですが、我らがソニー様が救済してくれました。CDはBlu-spec仕様。
CD
CDのみのセット。国内盤はBlu-spec仕様。
ゴールド盤アナログ
レコード盤が金色です。聴く目的というより所有する目的を満足させるものですね。
通常盤アナログ
こちらは通常のアナログ盤。
ゴールド盤アナログシングル
「Welcome 2 America」のシングルです。ゴールド盤の7インチ。
透明盤アナログ
アメリカ小売店のターゲット限定の透明盤アナログ。「The Rainbow Children」のリイシューアナログ盤でも採用されたものですね。とても綺麗なので所有欲が掻き立てられますが、以前購入したレイチルは盤面に黒いシミがあって残念でした。こちらはちゃんと品質管理されますように。
2021/8/1追記:
当初はターゲット限定となっていましたが、国内でもソニーにより9月8かに発売されることがアナウンスされました!価格は7,000円。公式サイト
2021/4/8