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プライマリー・ウェーブがプリンス遺産権利の4割を獲得

プリンスの異父兄弟であるオマー・ベイカーが、自身が所有するプリンスの知的財産等の権利をすべてプライマリー・ウェーブ(Primary Wave) に売却しました。プリンスが遺書を残さず亡くなったため、彼の遺産は実妹のタイカ・ネルソンを含む、6名の異父母きょうだいに分配されましたが、そのうちタイカは90%の権利を売却済みで、2019年に亡くなったアルフレッドからも100%の権利が売却されています。それらを合わせると42%の権利をプライマリー・ウェーブが所有することになり、いまだに権利を持ち続けている親族3名(ノリーン、シャロン、ジョン)のいずれよりも大きい比率の権利所有者となります。

参考資料 ⇒ データベース:人物名鑑(親族編)

プライマリーウェーブ

権利を引き続き所有しているシャロン・ネルソンによると、タイカもベイカーも「我慢が足りなかった」と述べられています。タイカとベイカーは遺産相続を見込んで早期に融資を受けていましたが、資産価値算定に関する決着が長引いており(関連記事)、何百万ドルにおよぶ弁護士支払い料と税金の支払いだけがかさむ状態になっていたと思われます。2019年に亡くなったアルフレッド・ジャクソンだけで90万ドルの借金があったとのこと。つまりプライマリー・ウェーブはこれらの借金まみれの(自業自得の)親族を救済した形です。情報源:StarTribune

当面は法的な問題の解決に全力を注ぐでしょうが、プリンス・エステートとも提携しながらビジネスをするということですので、活発なリリースに繋がればいいなと願います。

2021/8/7


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