Rave Un2 The Year 2000 / レイヴ・アン・2・ザ・イヤー 2000
ミレニアムの幕開けを祝うカウントダウンライブ…のようですが、実際は年末に行ったライブではなく少し早い時期のライブです。年末のTV放映を意識したため、カウントダウン風になっています。レニー・クラヴィッツやザ・タイム、スライ&ファミリー・ストーンのメンバーなど客演が豊富。ペイズリーパーク・スタジオの大ホールで行われたライブなので、その観点で館内をチェックするのもGoodです。(「The Undertaker」もそうなんですが、暗い&カメラワークが忙しなくて分かりづらい)あと、超個人的な意見ですが、プリンスの衣装がちょっと気に入りません…。もっと肌を出してほしいと思うのは私だけ?
- Let's Go Crazy
- She's Alwayis In My Hair
- U Got The Look
- Kiss
- Jungle Love (The Time)
- The Bird (The Time)
- American Woman (Lenny Kravitz)
- Fly Away (Lenny Klavitz)
- Gett Off
- Medley
- It's Allright
- Everyday People
- Higher
- Purple Rain
- The Christ
- Blues Medley
- Nothing ompares 2 U
- Take Me With U/Raspberry Beret
- The Greatest Romance Ever Sold
- Baby Knows
- Baby I'M A Star
- 1999
みどころ
時代が比較的新しいので画質が綺麗、この一言に尽きるのではないでしょうか。ストップモーションみたいな変な編集もほんの少しだけです(あるんかい)。
プリンスのマルチぶりを再アピールするかのように、色んな楽器を演奏します。
まずは小手調べとばかりに、ラリー・グラハムとベースのチョッパー対決。その後、弾いていたワンアイド・ベースをステージ後方に投げます。まるで川辺で石切りするような浅い角度で投げたのは楽器への配慮だったのかもしれませんが、傷だらけになることは免れがれなさそうです。
「ポーイッ」という効果音がこれほど似合うギターの投げ方は無いです。
パープル・アックスと名付けたショルダー・キーボードも演奏します。意匠登録してるやつですね。プリンスの小ささが際立ってしまいますが、演奏はひたすら格好いいです。
簡易ドラムも演奏。バンバンという音に合わせて点滅するフラッシュが邪魔かな~。
サービスは止まることなく、バンドに14回ドラムを鳴らせてスプリットを連続で披露。連続でやるから当然なのですが手を結構使ってて、全盛期ほど綺麗にパッカーンとは割りません。ちなみに、私の知る限りこの時期以降スプリットは封印しています。股関節の痛みが彼の人生を短くしたことを思うと、非常に複雑な気持ちになります…。
新しいピアノも自慢げにお披露目。フタの開閉が自動になっており、プリンスが合図すると動きます。若干手の動きとズレたので、後でスタッフが怒られるんだろうなぁ。
衣装については上述の通り露出度が少ない点において文句があるのですが、後半はさらに掃除のおばさん状態のほっかむりまで。「Gett Off」のお掃除巻きは好きですが、これは未だに受け入れがたいです…。
オマケで色々入っていて、そちらも豪華です。インタビューなど堪能できます。どアップが美しいです。