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014:気持ち悪さの隠し味

最近のプリンスは、小奇麗にまとまり過ぎていると思う私。
突然ですが、往年のプリンスをプリンスたらしめていた要素といえば何だと思いますか?色々あるとは思いますが、ズバリ「気持ち悪さ」が、それらの要素の一つとして挙げられると思っています。

Rolling Stone - Prince
当時の雑誌の表紙を飾ったプリンス

上の画像をご覧になられて「へー、上品で小奇麗な方ですねぇ」という印象はまず受けないと思います。正直なところ、第一印象は「えっ?」という驚きが多いのではないでしょうか。

しかし、アバタもエクボとはよく言ったもので、いったん好きになってしまうと多少の欠点は気にならなくなるどころか、欠点すら好きになってしまうのが人の常(ここで「気持ち悪さ」を欠点と表現するのは語弊があるかもしれませんが、多くの人が共有する感覚だと思うので、あえてこのように表現します)。つまり、プリンスファンの多くは、その「気持ち悪さ」を「気持ち良さ」に変えることに成功した人々と言えるのです。
恥ずかしさ、または気持ち悪さから、最初は拒んでいたけれど、何度か試したらもう止められなくなった。そんな体験ありませんか?そう、性の世界にも通じる「気持ち悪さ」の隠し味、それが本稿で述べたい趣旨なのです。最初の段階で二の足を踏んでしまうことは、めくるめく快楽の世界への扉を自ら閉ざすことに他なりません。

妖艶プリンス
気持ち良くしてあげよう


余談:
最近ファンになった若い人は分からないと思いますが、一昔前の80年代後半、日本の一部のメディアにおけるプリンス評は酷いもでした。曰く、「二日酔いのゲロ顔」、「汚い」、「下品で気持ち悪い」等々…。断言しますが、当時このようなコメントをしていた人間は漏れなく人間的にダサいです。ていうか殆ど消えてますが。
そもそも当時の日本におけるメインストリームの恥ずかしさといったら、リバイバルする気にもなれないぐらい全力でダサいものが多いです。経済が登り調子で、日本がNo.1だと勘違いした痛い集団といった感じ。
いつの時代でも多様な価値観を認めるキャパシティは持ちたいものです。

2011/11/21

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