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008:プリンスは冬に聴け

寒くなってきましたね
唐突ですが、プリンスの音楽を聴くのに一番良い季節があるのをご存知ですか?それは、まさに今!ズバリです。
※2009年1月12日現在

枯葉散る季節にレゲエが場違いなように、北極でハワイアン・ミュージックに違和感を覚えるように、太平洋の砂浜で演歌が似合わないように、ミネアポリスの音楽には夏はあまり似合わないと思うのです。特に日本の蒸し暑い夏は最悪!(個人的に夏が嫌いだからという説もあり)
きっとプリンスは冬場の方が創作活動が盛んになるに違いありません。ミネアポリスの冬は雪が深く、あまり外出に向かないでしょうし、スタジオにこもるには最適です。そうやって生み出された音楽は、やはり冬と相性が良いのです。

冬のミネアポリス

と、勝手な妄想を恥ずかしげもなく披露しておりますが、この主張は個人的な実体験に基づくものなのです。もし、未体験なら、あなたもぜひ試してみてください。やりかたは以下のとおりです。

  1. ポータブル・ミュージック・プレイヤーにプリンスの曲を入れる
  2. 寒さ厳しい冬の日中に、外に出る(気温は1桁以下が好ましい)
  3. プリンスを聴きながら歩く(バスを待つのも◎)

ハイ、非常にかんたんですね。
ここで注意しておきたい点がいくつかあります。
まず、天気は良い方が好ましいということ。雨だとちょっと行き過ぎです。
そして、プリンスの音楽の中で最も冬効果を得られるのは初期のアルバムだというのも重要なポイントの1つ。いわゆる「ミネアポリス・サウンド」を鳴らしていた頃の音が、一番冬と相性が良いのです。
無機質なシンセの音が、より鋭く輝きます。厳しい寒気の中で響く凛としたリズムに身を任せると、まるで体中の血液が浄化されるよう。これぞ至福。
なぜこんなに冬と相性がいいのでしょう?「寒さで筋肉が緊張した状態は弛緩した状態に比べてストイックなプリンスの音楽と相性が良い」というのが私の仮説です。これは後付けというか、書いているうちに思いついたんですが…。
とにかく ビバ!冬!

2009/01/12

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